July 6, 2009
特に興味深いのは、命中精度の向上というよりも、命中精度の悪いノドンの射程を制限(燃料の軽減)して、短距離ミサイル(500キロ以下)に転用して命中精度を上げたことと思う。
(中略)
また、ノドンを短距離ミサイルに転用すれば、飛翔速度(弾道ミサイルは飛行速度とはいわない)が早くなれば、韓国軍や在韓米軍が迎撃(MD)することが難しくなるからである。
だから今回の発射では、誘導装置などのハードを改良して命中精度を上げたのではなく、燃料軽減といったソフト面から命中精度を向上させたとみるべきなのである。
(中略)
また、北朝鮮はなぜこの機会にノドンの短距離・運用を行ったかといえば、中国への配慮があると思う。中距離ミサイルでは日本全土を射程に収めるが、同時に北京にも到達できる距離なのである。今の北朝鮮には人民軍が暴走した5月の核実験時とは別の状況下にある証明だ。